その「ご褒美」が、まさかこんな落とし穴になるとは…• • 〜リボ払いの罠｜月3万円返済でも元本が減らない衝撃の実態〜

こんにちは、アラフィフブロガーのエストです。

皆さん。忙しい毎日、本当にお疲れ様です！

今日は、もしかしたらあなたも「ちょっとだけ」って思って手を出しているかもしれない、

でも実はとっても怖い支払いの話です。

今日は少し物語方式でリボ払いについてお話ししたいと思っています。

なぜこんなお話をするのかというと…

実は私はリボ払いを十分に理解しないまま設定し、

月々の支払額が一定だからラッキー♪

と思っていた結果、

実は支払いなかなか終わらない、リボ地獄を経験してしまったからです。

いろんな支払い方法がありますが、特にリボ払いはカード会社がよく推奨しているから

設定してしまった、設定されていた！という方のために

本当は怖いんだよってことを知って欲しくて分かりやすく物語方式にしました。

このブログを読むことでリボ払いの仕組みや怖さを知ってもらえます。

ちょっとしたご褒美

今回の主人公は、30代のワーママ、Aさん。未就学のお子さんが一人いて、ご主人は出張が多いので、家事も育児もほとんど一人でこなしています。

「疲れたな」「今日は頑張ったし、ご褒美に」

そんな風に思った時に、ついつい手が伸びるのがネットショッピング。

最初は小さな額だったはずなんです。

それがいつの間にか、あれもこれもとカートに入れて、

決済方法を選ぶときには

「まぁ、リボ払いなら月々の負担が少ないし、いいか」と、

深く考えずにポチっと…

そう、Aさん、今では元本が150万円にも膨れ上がってしまっているんです。

「月々〇千円」の甘い罠

Aさんがリボ払いを使い始めた頃は、毎月の請求が数千円だったそうです。

「なんだ、これなら余裕じゃん！」

そう思っていたんですよね。

リボ払いを経験した方ならわかると思います。

月々の負担が少ないから、欲しいものを諦めなくていい。

そんな手軽さに、すっかり安心しきっていました。

でも、ある日届いたクレジットカードの明細を見て、Aさんは凍り付きます。

絶望へのカウントダウン：リボ払いの明細

Aさんのリボ払いは、金利15%。

最初は月々の返済額が低く設定されていたものの、

元本が増えるにつれて、利息の負担がボディブローのように効いてくるんです。

では、元本150万円、金利15%のリボ払いを、

もし毎月3万円ずつ返済していったらどうなると思いますか？

※数値は一例です。実際の返済プランは借入条件により異なります。

※上記は簡易的なシミュレーションです。

実際の返済額はカード会社によって異なります。

Aさんは明細を見て、愕然としました。

「え…？毎月3万円も払ってるのに、ほとんど利息じゃない！ 元金が全然減ってない…」

そうなんです。

最初の頃は特に、支払っている金額の半分以上が利息に消えていく…そんな状態が続くんです。

そして、最終的にAさんが

150万円のリボ払いを完済するまでにかかる期間は、なんと…

約13年11ヶ月！

そして、支払う利息の総額は…

約2,508,400円！

元金150万円に対して、250万円以上もの利息を支払うことになるんです。

「ご褒美」のはずが、まさかこんなに長い期間、

そしてこんなにも多くの利息を払い続けることになるとは、

Aさんは思いもしませんでした。

「この調子じゃ、子どもの学費を貯めるどころか、

私が定年になる頃まで払い続けることになるんじゃないの…？

なんであの時、安易にリボ払いなんて選んじゃったんだろう…」

Aさんは、じわりじわりとわかってくるリボ払いの本当の恐ろしさに、絶望しかけていました。

「月々楽チン」の裏に潜む、見えない負債

リボ払いは、月々の支払額を一定に抑えられるという点で、

一見すると便利なサービスに見えます。

しかし、その裏では高額な利息が発生し、

借金が雪だるま式に膨らんでいく危険性をはらんでいます。

いわゆる、投資の逆雪だるま。

利息が残金にかかって膨らんでいく…

その残金は元本が減っていないから利息にさらに利息がついて膨らむ…

特に、Aさんのように忙しいワーママにとって、

「手軽さ」は魅力的に映るかもしれません。

でも、その手軽さが、気づかぬうちに

あなたの家計を蝕んでいく可能性があることを、

どうか知っておいてほしいのです。

最後に｜伝えたいこと

もしあなたが今、リボ払いを利用しているなら、

一度立ち止まって、ご自身の返済状況を確認してみてください。

そして、もし可能であれば、月々の返済額を増やしたり

あるいは一括返済を目指すなど、早期完済のためのアクションを

検討することをおすすめします。

あなたが結婚する、家を買う、子供が生まれるなど、ライフスタイルが変化し、

家計のことでの悩みを増えないように。

そしてあなたにとっての「ご褒美」が、いつまでも笑顔でいられるものであるように。

私のように４０歳超えてその怖さをようやく知って絶望することがないように。

このブログがあなたにとってよい教科書になってもらえたら嬉しいです。