こんにちは、アラフィフブロガーのエストです。
今回は最近の経済ニュースを踏まえて、金利や株、そして円高について、家計を管理する50代の皆さんが気をつけるべき点をお話しします。
難しい経済用語をできるだけ簡単に、解説しますので、ぜひ参考にしてください。
金利が上がるとどうなる?
日銀は今回、ゼロ金利政策から0.25%金利を上げました。
その結果、金融市場が不安定になりました。
再利上げは今年は考えていないと日銀では発表していますがどうなるかはわかりません。
それでは、金利が上がると私たちの生活するにどのような影響が出るのでしょうか?
一番重要なのが、生活の3大支出である「教育資金」「老後資金」「住宅資金」、そのうちの住宅ローンの借り入れのコストが増えることです。
例えば、住宅ローンの金利が上がると、毎月の返済額が増える可能性があります。
特に変動金利で借り入れている方にとってはかなり厳しい返済になってくるのではないでしょうか?
これに備えるためには、固定金利のローンを検討することや、無理のない返済計画を立てることが重要になってきますね。
残額は?月々の返済金額は?返済の期間は?
一度、自分の住宅ローンの返済内容を確認するのがいいでしょう。
株価の変動と家計への影響
株価が上下すると、投資信託や株式を持っている家庭では資産の価値が変動します。
私は新NISAで、全世界株(オールカントリー)やS &P500といった海外株中心のものを積み立て購入しているため、この影響をうけてかなりの資産が減りました。
これは実際の私の新NISAとジュニアNISAの値動きです。
実際株価は上がったり下がったりやや不安定な動きを見せています。
なかなか上がり下がりが激しいですよね。
年初から最近にかけてはかなり株価高騰があったので資産が順調に増えていましたが、このように下がると資産が減ることもあります。
このような時には資産のポートフォリオを見直して、家計に大きな影響を与えないように、投資は無理はぜずに余裕資金で行い、急な株価の急落等の値動きに備えるために、現金を多めに持つようにするなど、貯金をしっかりと確保しておくのも良いでしょう。
円高になるとどうなる?
円高になると、輸入品の価格が下がるため、海外からの食料品や生活用品が安くなります。
これは家計にとって嬉しいニュースですよね。
しかし、逆に輸出企業の利益が減ることがあるので、特に輸出を主としている会社や企業に勤務されている方々の家計収入に影響が出る場合もあります。
収入の変動に備えて、家計の見直しや節約は適宜行って行くことも大切です。
家計管理のポイント
では家計管理を見直したりするにはどんなポイントがあるのか、ここでは5つお話しします。
1. 節約を心がける
日常生活の中で無駄な支出を減らし、節約を心がけましょう。
節約は自分の生活を見直す良い機会でもありますので家族を巻き込んで、みんなで話し合いながら行うことが大切ですよね。
最初は何が無駄使いなのか、不要なものなのか判断がつきずらいとは思います。
そんな時は
①すぐには購入しないで1日以上おいてみる、後日再度みてやっぱり必要だなと思ったら購入する、
②時間換算で購入するものを考える、これを購入したら自分の時給何時間分、何日分働かないといけないか等
購入時に一工夫するのが良いと思いますよ。
特に食品や日用品の買い物では、特売やクーポン、ポイントを活用して賢く買い物をすることが大切です。
2. 貯金をしっかり確保する
予測できない出費に備えて、生活費の3〜6ヶ月分を目安に緊急用の貯金を確保しておきましょう。
これにより、急な収入の減少や予期せぬ支出に対応できます。
3. 固定費の見直し
毎月の固定費(家賃、光熱費、通信費など)を見直し、節約できる部分がないか確認しましょう。
例えば、格安スマホに切り替えることで通信費を削減することができます。
安いけど、いきなりよくわからないところに変更するのは不安、という方は、今は大手キャリアからも格安SIMが出ていますので、そちらから始めてみるのもいいでしょう。
4. 収入を増やす工夫
パートタイムの仕事や在宅でできる副業を検討して、収入を増やす方法を探してみましょう。
資格取得やスキルアップを目指すことで、将来的な収入アップにつながるかもしれません。
5. 家計簿をつける
家計簿をつけて収支を把握することは、家計管理の基本です。
毎月の支出を記録し、どの項目でどれだけ使っているかを確認しましょう。
紙に書くのは面倒!という方も今はアプリでカード等を連携することでかなり家計を管理しやすくなっていると思います。
初期設定が少々面倒なこともありますが、今は無課金でも利用できるアプリもあるので色々利用して自分に合ったものをもつけるもの良いでしょう。
おすすめの家計簿アプリは
①マネーフォワードME(連携数が限られており、一部課金が必要になりますが使いやすいです)
②スマートライフデザイナー(三井住友信託銀行が提供する家計簿兼資産管理アプリ)
利用料無料、連携数無制限、資産推理グラフありです。
③One Stock NOMURA(野村證券が提供する無料資産管理アプリ)
口座連携数に制限なし、資産推移と資産の内訳の両方のグラフが見ることができます。
③楽天銀行のマネーサポート(楽天銀行アプリ内のサービスの一つ)
他社口座と連携して総資産を管理することができます。楽天銀行口座を持ってるのであれば無料ですのでおすすめ
アプリをうまく活用して、支出を把握して無駄な支出を見つけて改善して行くのが良いでしょう。
もちろんExcelやノート等に記載するのもありですよ。
自分が使いやすくわかりやすい家計簿こそが家計の強い味方になるのですからね。
最後に
以上が、最近の経済ニュースを踏まえた家計管理のポイントです。
金利や株価、円高の影響を理解し、賢く家計を管理することで、安心して生活を送ることができます。皆さんもぜひこれらのポイントを参考にして、健全な家計運営を目指してください。
それでは、次回のブログでお会いしましょう。
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