リボ払い約180万円。毎月返しているのに減らない怖さと、7年かけて完済した私の話

リボ払い約180万円。毎月返しているのに減らない怖さと、7年かけて完済した私の話

「毎月ちゃんと払っているんだから、大丈夫」

私はずっと、そう思っていました。

クレジットカードの支払いが苦しくなったとき、何度も助けられたリボ払い。

洋服を買ったとき。

ゲームに課金したとき。

生活費が少し足りなかったとき。

最初から180万円もの借金を作ろうと思っていたわけではありません。

「今月だけ」

「来月になれば何とかなる」

そんなことを繰り返しているうちに、気がつけばリボ払いを利用しているカードは3枚になっていました。

私がリボ払いを使うようになったきっかけや、買い物から残高が増えていった経緯については、こちらの記事にも書いています。

残高は、全部合わせて約180万円。

それでも私は、毎月きちんと支払っていました。

3社合わせると、月に5万円前後は支払っていたと思います。

だから私は、

「毎月5万円も払っているんだから、少しずつ減っているはず」

そう思っていました。

でも、違いました。

ある日、カードの明細をきちんと見たことで、私は初めてリボ払いの怖さを知ることになります。

毎月5万円前後払っているのに、元本が思ったほど減っていなかった

当時の私も家計簿はつけていました。

でも、確認していたのは、

「今月いくら使ったか」

「今月いくら引き落とされるか」

ほとんどそれだけでした。

その支払額のうち、

「いくらが元本なのか」

「いくらが手数料なのか」

そこまで、きちんと見ていなかったんです。

ところが、改めて明細を見てみると驚きました。

毎月何万円も支払っているのに、元本として返済されている金額は、記憶ではカードによって5,000円や1万円程度でした。

「え?こんなに払っているのに、これしか元本が減っていないの?」

最初は何かの間違いかと思いました。

でも、間違いではありませんでした。

リボ払いには、毎月決められた元金に手数料を加えて支払う方式などがあります。

つまり、口座から引き落とされる金額すべてが、借りた元本から減っていくわけではありません。

私は毎月、

「5万円くらい返している」

と思っていました。

でも本当に見なければならなかったのは、引き落とされた金額ではありませんでした。

実際に、

「元本がいくら減ったのか」

そこだったんです。

リボ払いの仕組みや、なぜ残高が減りにくいのかについては、こちらの記事でも詳しくまとめています。

約180万円、年15%。このままリボ払いを続けたら、いつ終わるの?

当時のリボ残高は、3社合わせて約180万円。

記憶している範囲では、

1枚目 約80万円
2枚目  約60万円
3枚目 約40万円

合計で約180万円です。

当時のリボ払いの手数料率は、年15%程度でした。

明細を見て、元本が思ったほど減っていないことに気づいた私は、急に怖くなりました。

「これ、いったいいつ終わるの?」

それまで私は、

毎月払っているのだから、いつか終わる。

漠然とそう思っていました。

でも、「いつか」ではダメなんです。

そこで初めて、

「このまま返済を続けたら、完済まで何年かかるんだろう」

と考えるようになりました。

「13年以上かかるかもしれない」その数字に絶望した

リボ払い180万円の返済に13年以上かかる可能性を知り、明細を見て驚く女性のイラスト

実際の返済額や返済方式はカードによって違いますが、当時の状況を単純化して考えてみます。

仮に、

80万円
60万円
40万円

の3枚のカードについて、それぞれ毎月元金5,000円ずつを返済し、別途リボ手数料を支払うとします。

追加でリボ払いを利用しないという条件です。

この場合、80万円の元本を毎月5,000円ずつ減らすだけでも、

800,000円 ÷ 5,000円 = 160回

約13年4か月です。

60万円なら、

600,000円 ÷ 5,000円 = 120回

約10年。

40万円でも、

400,000円 ÷ 5,000円 = 80回

約6年8か月。

3枚を同時に返済していたとしても、一番長いものは13年以上かかる計算になります。

※これは、私が実際に13年4か月支払ったという意味ではありません。当時の残高と「元金5,000円ずつ返済する」という条件を置いた単純なシミュレーションです。実際の返済期間は、カード会社や返済方式、毎月の元金返済額などによって変わります。

それでも、

「13年以上」

という数字を見たとき、私は本当に絶望しました。

13年後。

私は何歳になっているんだろう。

それまでずっと、この返済を続けるの?

そう思ったら、怖くなりました。

さらに怖かったのは、15%の手数料をその間ずっと支払うこと

そして、もう一つ。

私をさらに絶望させたのが、リボ払いの手数料でした。

年15%。

それまでも「15%」という数字は見ていました。

でも、その数字が自分にとって何を意味するのか、本当には理解していませんでした。

180万円の残高に対して年15%なら、残高が180万円ある時点では、単純計算で1年間に約27万円に相当します。

もちろん、実際のリボ手数料は利用残高や日数、カード会社の計算方法などによって決まり、返済して残高が減れば手数料も減っていきます。

だから、

「毎年ずっと27万円かかる」

という意味ではありません。

それでも私が怖くなったのは、

「元本がなかなか減らなければ、その間ずっと手数料を払い続けることになる」

という事実でした。

ただでさえ、

「完済まで13年以上かかるかもしれない」

という数字にショックを受けていたのに、

その長い年月の間、元本だけではなく手数料も支払い続けなければならない。

それを理解したとき、さらに絶望しました。

「私は、いったいいくら払うことになるんだろう」

初めて、本気で怖いと思いました。

恥ずかしくて「親戚の話」として人に相談した

怖くなっても、すぐに誰かに相談できたわけではありません。

180万円。

自分で作ったリボ払いの残高です。

恥ずかしかったです。

職場の人に聞いたときも、

「親戚がリボ払いで困っているんだけど……」

そんなふうに、自分のことではないように話したこともありました。

今なら、

「もっと早く相談すればよかった」

と思います。

でも当時は、

「こんなに借金を作ってしまったなんて言えない」

という気持ちの方が大きかったんです。

ただ、恥ずかしがっていても借金はなくなりません。

明細を見て、

完済までにかかる年月を知って、

手数料の大きさを知って、

ようやく私は、

「このままではダメだ」

と本気で思いました。

年15%のリボ払いから、年9%のローンへ借り換えた

そこで私は銀行に相談しました。

そして、リボ払いをそのまま返し続けるのではなく、ローンへ借り換えることにしました。

最初の借り換えでは、金利は約9%。

年15%だったものが、約9%になりました。

その後も返済を続け、さらに金利の低いローンへ借り換えました。

最終的には約5%まで下げることができました。

15%から9%。

そして5%へ。

金利を下げることで、リボ払いのまま返済を続けるよりも、利息の負担を抑えながら返済できるようになりました。

ただし、金利が下がったからといって、借金そのものがなくなるわけではありません。

そこからも返済は続きました。

約7年間返済。そして最後は100万円ちょっとを一括返済した

返済を始めてから、最終的に完済するまで約7年。

長かったです。

途中で借り換えをして金利を下げても、もともとの残高が大きかったため、簡単にはなくなりませんでした。

そして最後に、返済を大きく進める出来事がありました。

以前、夫に貸していたお金が約120万円戻ってきたのです。

そのとき残っていた借金は、100万円ちょっとだったと記憶しています。

私は、戻ってきたお金の中から残っていた借金を一括返済しました。

そこでようやく、約7年間続いた返済が終わりました。

本当に、やっと終わった。

そんな気持ちでした。

リボ払い180万円を約7年かけて完済し、ほっとする女性のイラスト

ただ、ここはきちんと書いておきたいと思います。

私は約180万円の借金を、約7年で完済しました。

でも、

「180万円のリボ払いを毎月コツコツ返していたら、7年でなくなった」

わけではありません。

途中で年15%程度のリボ払いから約9%のローンへ借り換え、さらに約5%のローンへ借り換えました。

そして最後は、残っていた100万円ちょっとを一括返済しました。

だから、約7年で終わったんです。

もし借り換えをしていなかったら。

もし最後に一括返済できなかったら。

返済は、もっと長く続いていたと思います。

あのまま元本が少しずつしか減らないリボ払いを続けていたら、先ほどのシミュレーションのように13年以上返済を続けていた可能性もありました。

そう考えると、今でも怖くなります。

私が経験して初めてわかった、リボ払いの本当の怖さ

私が経験して感じたリボ払いの怖さは、

「金利が高い」

ということだけではありませんでした。

毎月きちんと支払えてしまうこと。

だから、

「ちゃんと返しているから大丈夫」

と思ってしまうこと。

私の場合、その安心感が、かえって現実を見るのを遅らせてしまったように思います。

毎月の支払額ではなく、

「元本が実際にいくら減っているのか」

もっと早くそこを見るべきでした。

完済してから、私はリボ払いを使っていません

完済してから、私はリボ払いを使っていません。

クレジットカードを使うときは基本的に一括払い。

分割する場合も、手数料のかからない2回払いなど、自分で把握できる範囲にしています。

約7年間返済した経験があるからこそ、今は、

「払える金額」ではなく「いくら残るのか」

を意識するようになりました。

もし今リボ払いを使っているなら、支払額だけではなく明細を見てほしい

もし今、リボ払いを利用している人がこの記事を読んでいるなら、私が一番伝えたいのはこれです。

毎月いくら引き落とされているかだけではなく、

「元本はいくら減っているのか」
「手数料はいくらなのか」
「現在の残高はいくらなのか」
「今の返済方法なら、完済までどのくらいかかるのか」

一度、明細を確認してみてほしいと思います。

私は、それを確認して初めて現実を知りました。

そして、

「このままではダメだ」

と思ったことから、銀行への相談と借り換えにつながりました。

完済まで約7年。

決して短い期間ではありませんでした。

でも、あの日、明細をきちんと見て現実を知ったこと。

それが私にとって、約180万円のリボ払いから抜け出すための最初の一歩だったと思っています。

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