「冷房で体が冷える」って、私だけ?〜いいえ、それは“自律神経”が関係しています

こんにちは。

アラフィフの看護師ブロガーの、エストです。

アラフィフで更年期治療中の女性として、そして家庭でも忙しく過ごしている母として、実は、最近、夏の「冷え」に悩まされています。

「夏なのに冷えなんて…なんで?」

同じ悩みを抱えている方、いませんか?

職場では冷房が効きすぎて、カーディガンが手放せない。

家では子どもが「暑い!」と冷房を強めて、気づけば足元が冷え冷え…。

これ、実は自律神経が乱れやすくなっている更年期の私たち世代には、とてもつらい環境だということがわかりました。

🧠冷えと自律神経の関係とは?

🔍自律神経って何?

自律神経は、私たちの体温調節・内臓の働き・血管の収縮や拡張などをコントロールする神経で、交感神経と副交感神経のバランスによって成り立っています。

このバランスが崩れると、体温調節もうまくいかず、「冷え」や「のぼせ」「ほてり」などの症状が出やすくなります。

🔍なぜ冷房で乱れやすくなるの?

夏場は以下の2つが主な要因になります:

1. 急激な温度変化(寒暖差)

 → 室内と外気の差が5℃以上になると、自律神経に負荷がかかると報告されています

【出典:日本自律神経学会誌 1998;35(3):189-195】。

2. 末梢血管の収縮による“冷え”

 → 冷房による冷風は、特に足先やお腹まわりの血流を悪化させ、内臓の冷えや倦怠感、頭痛の一因にもなります。

さらに、更年期ではエストロゲンの急激な減少により、自律神経の働きが不安定になることが確認されており【出典:日本産科婦人科学会「更年期障害とホルモン補充療法」2023改訂】、冷房の影響をより強く受けやすくなります。

🧣冷え・寒暖差から身を守る3つの具体策

① 「冷えポイント」だけ守るインナーの使い方

腹巻き・レッグウォーマー・首元のスカーフなど、“首・お腹・足首”の3首を冷やさないことが鍵。

• 通気性がよく薄手で温かい素材(シルク・ウール混)がおすすめ。

※参考:国民生活センター調査(2020年)では、シルク混の腹巻きは温熱保持効果が高いとされています。

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② 5℃以内の寒暖差を意識した生活設計

• 自律神経への負担を減らすため、室温は25〜28℃、湿度は50〜60%に保つ(日本睡眠環境学会が推奨)。

• 外出前後の“ワンクッションタイム”を意識し、玄関や廊下などで徐々に温度に体を慣らす。

③ 温活習慣を生活に取り入れる

• 就寝前の足湯(38〜40℃で10〜15分)で副交感神経が優位に。入眠の質も向上します。

• 冷たい飲み物ばかりでなく、白湯や常温の水をこまめにとる。

※厚生労働省「健康づくりのための睡眠指針」でも、体温の安定が良質な睡眠に不可欠と明記されています。

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🫶さいごに──がんばるあなたの体に「ぬくもり」というごほうびを

夏は「冷え」なんて無縁と思われがちだけれど、私たち世代の体は繊細に変化しているんです。

だからこそ、“がまん”するのではなく、「自分にやさしくする方法」を探すことが健康につながると思います。

冷えを我慢して不調が続くようなら、婦人科や内科で相談してくださいね。

「冷えは体質だから仕方ない」とは言い切れない時代です。

あなた自身を大切にする一歩が、家族の笑顔にもつながりますように🍀

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