はじめに そのQRコード、本当に安全ですか?
こんにちは。フィッシング詐欺や不正利用された経験のある、アラフィフブロガーのエストです。
街角、飲食店、SNS、チラシ―今や私たちの生活に欠かせない存在となったQRコード。でも実はこのQRコードを悪用した「QRコード詐欺(別名:クイッシング)」が急増しています。
昨年、ココリコ遠藤さんの奥さま・まさみさんがブログで実際の被害を報告したことで、大きな話題となりました。
今回はこの「QRコード詐欺(クイッシング)」について、
- どんな詐欺なのか
- どうして被害に遭うのか
- 実際の被害事例
- 被害に遭ったときの対処法
- そして予防策
をわかりやすくご紹介します。
詐欺に遭うと、本当に悔しいのもありますが、お金を失うのでその後の生活に大きく関わってきます。
このブログで、自己防衛できるよう、知識をつけましょう!
QRコード詐欺(クイッシング)とは?
クイッシング(Quishing)とは?
「クイッシング」とは、「QRコード(QR)」+「フィッシング(Phishing)」の造語です。
QRコードを読み込ませて不正なサイトに誘導し、個人情報やパスワードを盗む詐欺のことです。
通常のフィッシング詐欺と違い、メールやSMSではなく、QRコードを介して詐欺サイトにアクセスさせるのが特徴です。
手口は?被害に遭う流れとは
QRコード詐欺(クイッシング)には、主に以下のような手口があります。
パターン1:店頭・施設内のコードを偽装
正規の決済用QRコードやメニューに、偽のQRシールを上から貼り付けて、詐欺犯の口座に送金させるケース。
パターン2:SNS・DM・メールで誘導
「プレゼント企画」や「再配達案内」などの名目でQRコード付きのメッセージが届きます。読み取ると、偽サイトにアクセス→個人情報入力を促される流れです。
パターン3:偽アンケートやポイント配布の罠
「アンケートに答えて500円分のポイントをプレゼント!」などの一見お得なキャンペーン風QRコードで誘導され、クレジットカード情報の入力を促されるケースもあります。
実際に被害に遭った芸能人|ココリコ遠藤さんの妻・まさみさんのケース
2024年、ココリコ遠藤章造さんの奥さま・まさみさんがブログで被害を公表しました。
被害の概要
・商品購入代金として銀行振込決済をした
・ショップから欠品につきキャンセルするとメールが届いた
・カスタマーセンターからLINE連絡で
「PayPayで返金するのでQRコードを送ってください」 と指示があった
・QRコードを教えると「あなたなおアカウントは制限されているから返金できない」と連絡が来る
・カスタマーセンターでは対応できないから出品者担当から返金しますと言われ、別のLINEを案内される
・ビデオ通話で(カメラはオフ)で対応される
・指示に従ううちに、21万4890円騙し取られた
という経過です。
ポイント
- ショップのサイトから確認をせず、LINEの連絡情報を信じてしまった
- カスタマーセンターからの連絡でも注意が必要という教訓に
この件はデイリースポーツやSNSニュースでも取り上げられ、多くの人に危険性を訴えるきっかけとなりました。
(このブログの詳細は、amebaブログ、【ココリコ遠藤嫁オフィシャルブログ 遠藤家のリズムを知っているかい!?ほほほ〜い 】2024年3月27日 )で確認してみてくださいね。
被害に遭ったらどうする?3つの対処法
① SNSや決済サービスの運営に即通報
不正ログインやQRコードの不正使用に気づいたら、すぐに各サービスのサポート窓口へ報告。
② スマホ・アカウントのパスワードを変更
被害に遭ったアカウントだけでなく、同じパスワードを使っている他のサービスも変更しましょう。
③ 警察のサイバー犯罪窓口へ相談
詐欺被害の場合は、最寄りの警察署または【サイバー犯罪相談窓口】に相談。
証拠として、QRコード・アクセス先のスクリーンショットを保存しておくのが効果的です。
QRコード詐欺を防ぐために今すぐできること
予防策 | 内容 |
---|---|
正規アプリ以外でQRコードを読み込まない | 不審なサイトへ飛ばされるリスクを減らせる |
店頭のQRコードが破れていないか・貼られていないかをチェック | 偽コードを見破れる可能性アップ |
SNS・DMで届いたQRコードは開かない | 本人からの送信か確認するクセをつける |
スマホにセキュリティアプリを導入 | 危険なアクセスを自動でブロックできる |
私も上記の予防策は行っています。その後は詐欺には遭っていません。
どのような詐欺や不正利用にあったかは過去のブログに掲載していますのでよかったら読んでくださいね。
おわりに 身近な便利ツールにも「落とし穴」が
QRコードは、もはや現代生活に欠かせない存在です。
しかし、その便利さの裏には、悪意を持った人たちによる新たな手口(クイッシング)が潜んでいます。
今回ご紹介したココリコ遠藤さんの奥さまのような被害は、誰にでも起こり得るものです。
「自分は大丈夫」と思わずに、今日からぜひQRコードの扱い方にひと工夫してみてください。
そしてこの記事が、あなたやあなたの大切な人を守る一助になれば幸いです。
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